ふたりだけのクーペ

フロンテクーペ諸元表

フロンテクーペの諸元表を公開しました。
GAF(31PS)
GXF / GXPF
GXCF(37PS)

フロンテクーペ豆知識

フロンテクーペの豆知識を紹介します。

フロンテクーペの重量税とナンバーについて

現在は軽自動車はもちろん 小型2輪でも重量税が掛かりますよね。
「フロンテクーペは0円です。」
しかし1974昭和49年4月末までに登録されている車のみです。
小板白ナンバーでも昭和49年5月から12月末までに 登録された車両は重量税が掛かります。
(2016年現在8,800円)1975昭和50年1月1日から黄色ナンバーに変更されました。
※注意フロンテクーペはフロントバンパーとリアエンジンフードが
前期後期とナンバー取り付け部が異なります。
おすすめ

現在のフロンテクーペ車両相場目安について

・ベースを探しこつこつと自身で仕上げたい方。  ⇒仕上げ前の車両: 50~80万円
・車検付きの車両を購入し乗りながら仕上げていく方。  ⇒車検付き実動車: 70~140万円
・予算に応じてパーツを交換し、安心してお乗り頂く方。  ⇒仕上げ済み車両: 140~350万円

当社では見た目重視で普通に走行出来る様仕上げています。
お客様ご要望で安心パック整備も別途ご用意できます。
当社でも年間2、3台しかレストアできない状況です。

フロンテクーペのオーナー様へ


道路の整備により快適に走行することができる様になりました。
しかし2サイクルエンジンにはあまり良くないのです。
負荷の掛からない一定速度(回転)で走行し続けるとオイル供給が悪くなり
エンジンが焼きつく恐れがあります。緩やかな長~い下り坂、特に危ない。

アクセルを踏み込むなどをし変化のある走行をして下さい。
アクセルペダルの踏む量でオイル量が決まります。

この所の平均気温上昇も重なりオーバーヒートも心配です。

           ※最も簡単な対処法
ガソリンに2ストオイルを混ぜて下さい。(かぶらない程度に)
現在ガソリン満タンに300ccぐらい(100:1ぐらい)の割合で走行テストをしていますが
今の所問題ありません。各エンジン及び運転により異なりますので是非お試しを!

冷却周りの整備は基本です。
また熱中症対策品もSHOPに上げて行きますのでご覧下さい。

フロンテクーペの心得


これから乗りたいと思っている方是非目を通してください。

安心なのは車検つき車両を探すのがベストです。(あればですが)
外装は後からでもゆっくり出来ます。

5年間ぐらい放置されていた車をレストアされる場合
通常の消耗品はすべて交換しなければなりません。
ブレーキ周りすべて交換 オイル、冷却水周りすべて交換
バッテリー交換 等々で工賃含め約30万円前後から

10年ぐらい放置されていた車両の場合
上記交換品にプラスゴム類すべて交換が含まれます。
まず、ラジエター、サブラジエターを含む本体OHとホースの交換が必要です。
10年も経てば必ず錆びています。

サーモスタッド前後、ウォーターポンプ、等交換
エンジン冷却水周り錆び取りシリンダーにサビが
詰まり水が正常に回っていない状態です。
リアエンジンフロントラジエターで小さなウォーターポンプ。
どう考えても現在の気候にはふさわしくありません。

この辺りがエンジン焼き付きの原因一番です。

ゴム周りはすべて揃いませんが現時点でのおおよその見積もりで
5年間放置されていた修理に追加で30万円からとなります。

ご自身で整備される方は工賃は必要ありませんので
パーツのみを当方SHOPで計算して下さい。

フロンテクーペのレストアを始めようとしている方へ


※ 真っ先に冷却周りの整備から
当時の360cc軽自動車全般に言える事ですが
元々高速連続走行や渋滞時のろのろ運転等想定外のことでした。
当時高速道路はほとんど無く、
気温が30度を超える日はとても少なかったのです。

しかし現在は夏場40度ぐらいになり
更に舗装面が多くなり路面温度は60℃ぐらいになります。
LC10Wの場合小さなウォーターポンプで2.5m離れたラジエターまで 
冷却水を送らなければなりません。

仮に新車のLC10Wがあったとしても完全に冷却出来るのでしょうか?
更に40年以上経過した車両は冷却水周りにサビが固着して
通路が狭くなっている車がほとんどです。

ボディーが腐って穴が開いていても走行できます。
しかしオーバーヒートでピストンに穴が開いたら走行でき無くなり
致命的な故障になります。
それが高速走行中だったとするとピストンのかけらが落ち
クランク周りもだめにして再起不能となります。

超希少な絶滅危惧種である事を忘れないで下さい。

まずは「冷却周りの整備から」がLC10Wレストアの基本です。


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